ベストよりもベターな選択を。すると心がふっと軽くなる
こんにちは!
今日はここ数年、意識して心がけていることについてシェアします。フィンランド暮らしや留学の話題とはあまり関係がないのですが、わたしの思考回路のメインを占めるトピックのひとつです。
●完璧主義だとどうでもいいことにも頑張り過ぎる
わたしは一度こだわりはじめると何にでも「完璧でなければいけない!」と気が張ってしまう性格で、これが特に高校生くらいのときから年々エスカレートしてきているなぁと心のどこかでずっと感じていました。
何にでも責任を持って成し遂げることはとってもいいことだとは思います。
実際、わたしは一見、中学生といっても通用しそう(しかも年々幼くなってきたと色々な人に言われている)な容姿なのですが、そんな外見とは裏腹に内面は肝が座りすぎているとも言われることが多いです。
どうもありがとうございます。きっとその完璧主義のおかげです。
でもその一方で、ほんの些細なことにも気が取られ時間と神経をすり減らしているということも我ながらわかっています。
「それよりももっと大事なことに力を注いだほうがいいのに…!」と頭ではわかっているのですが、これがなかなか行動に移せません。
しかもさらに悪いことに、無意識にその完璧さを他人にも求めてしまうんです。もう自分に嫌気がさします。
そして「完璧を追い求めてしまい過ぎるこの性格をなんとかしたい」とぐるぐる長い間考えてたどり着いたのが、〝ベストにこだわらない。ふたつを比べたとき、どちらかベターなほうを選択する〟という結論です。
●ベストとベターの間には思っているよりちっぽけな差しかない
例えばこんなとき。
数日後
そして夕方スーパーに行くと
(完璧主義モードだとまわりが見えないので他のヨーグルトが選択肢にない)
※本当にあった話
ちなみに別のスーパーに行くには往復1時間以上かかります。これほど時間と労力の無駄づかいはありません。代替品買えばいいのにとその一言につきます。
(なぜかいつも食べものの話題になってしまっていますがご了承ください。きっと脳内チェッカーで見たらわたしの脳内は食べものが8割くらい占領しているのだと思います)
後になって振り返ってみると、そのベターな選択はたとえベストには及ばなくとも結果的に大した差はないと思うんです(先のヨーグルト実例なんてその最たるもの)。
その上、「完璧でなければいけない」と張り詰めていないので気楽です。
「まぁいっか、死ぬわけではあるまいし」と最悪のケースを想定し、それに陥らなければいいやという考え方にシフトしたら、みるみるうちにあらゆることが簡単に思えて「なんてちっぽけなことに固執していたんだろう」と感じるようになりました。
そうして考えると、ベター選択法のほうがよっぽど幸福度が高い気がします。
ベストであろうがなかろうが、世界は今日もまた続いていく。そんなことよりも今しかないこの瞬間を幸せに過ごしたい、というのが本日のkazusophyでした。
フィンランドでの暮らしも日々大切に過ごしていきたいです。