(フィンランド一周05.)フィンランドっぽくない?スウェーデンのなごりが残る街:Vaasa(ヴァーサ)
Moikka!かずきちです。
今日はフィンランド西海岸に面する街、ヴァーサを紹介します!
●街中にはスウェーデンの荘厳さが色濃く残る
ヴァーサは昔、スウェーデンとロシアによるフィンランド戦争が繰り広げられた都市です。
現在でもフィンランド語が母国語の人とスウェーデン語が母国語の人の割合が6:4と、他の都市よりもスウェーデン寄りの文化が形成されています。
中心街の建物も、今まで訪れた都市よりも大きく装飾が凝っている感じ。
前にスウェーデンのストックホルムに行ったときも、街中はこんな景観だったことを思い出しました。
銀行もこんなにおしゃれです。
大広場にはこんな銅像も。
説明書きはスウェーデン語で書いてあったのでフィンランド語より理解不能でした。ので、これが誰なのか何のときのものなのかはわかりません。
でも多分歴史的な瞬間?を形どった銅像だと思います。
実はこのヴァーサに行った日はちょうどイースターホリデーの真っ最中だったので、ほとんどのお店が閉まっていて全然観光できませんでした。
唯一開いていたのがスーパーで、またこの時期にしては天気も良かったので、スーパーで買い物をしてこの通りで寂しくひとりピクニックして過ごしました。
余談ですが、イースターはその年によって日付が変わるので、旅行するときはそこと被らないようにすることをおすすめします。
今年は金曜日から月曜日まで、計4日間ほぼ娯楽施設が閉まっていました。ヨーロッパのホリデーなめてました。。
●店は閉まっていたけど教会でラッキーモーメントが
ヴァーサでもお決まりの教会訪問!
ショッピングモールは開いていませんでしたが教会は大丈夫でした。
ヴァーサ教会はけっこうモダンな感じで、イギリス様式の建築だそうです。
そしてここで、素敵な出来事が。
中に入ってしばらくすると、後から続々楽器を持った人たちがやってきて突然合奏が始まったんです。観客わたしひとり。
きっとあれは演奏会に向けての練習だったと思いますが、チェロやバイオリン、フルート、合唱、しまいにはオペラ歌手まで歌い出して、聴いているわたしとしてはとっても有意義な時間を過ごせました。
きっと演奏してる人たちは誰このアジア人という感じだったかもしれませんが、行ったタイミングがドンピシャで嬉しかったです。
●休憩はフィンランドに来て初めてのファッツェルカフェ
Fazer(ファッツェル)とはフィンランドの老舗チョコレートメーカーです。
お菓子の製造だけでなくカフェも運営していて、チョコレートケーキをはじめちょっとリッチなスイーツを提供しています。
わたしは今回紅茶しか頼みませんでしたが、ソーサーにちょこんとファッツェルのミントチョコレートをのせてくれました。
店内はこんな感じです。
ヴァーサのファッツェルカフェは大通りの真ん中にあり、全面がガラス貼りで照明やインテリアもかわいかったです。
ヴァーサでは美術館もショッピングもあまり行けませんでしたが、代わりに街の雰囲気そのものをじっくり楽しむことができました!
わたしは今回行けませんでしたが、街から少し離れたところにスウェーデン国王の昔の宮殿の遺跡もあるので、スウェーデンとフィンランドの歴史が入り混ざった興味深い都市だと思います。
フィンランド一周の旅はまだまだ続きます!