やっぱり日本のアニメってすごいんだ...と実感した話
Moikka!かずきちです。
今日は柄にもなくアニメの話です。もともとアニメや漫画など全然見たり読んだりしなかったのですが、そんなわたしがフィンランドに来てからアニメにどっぷりハマってしまったのです…。ということで、オススメのアニメを紹介します!
●ワールドワイドでみんなアニメがすき
今までほかの国から来た留学生と話してきて、かなりの割合でアニメの話になりました。イタリア人の女の子、フランス人の男の子、ドイツ人、ベトナム人、フィンランド人などなど、みんな日本のアニメに興味津々のようです。
有名なアニメがムーミンくらいしかないフィンランド(失礼)と比べると、日本はやっぱりすごいです。しかもムーミンのアニメを最初に制作したのは日本だし。
「自分は全然アニメ漫画人間じゃないから日本代表として語れないだろうな」と思って渡フィンしてきたわけですが、こちらにきてみんなにアニメアニメ言われるせいか、ついに色々漁って見はじめてしまいました。そして、まわりの人々から逆輸入して観て、実際におもしろかったアニメがこちらです。
●バクマン。
(公式HPより)
バクマンはジャンプに掲載されていた、主人公のふたりが漫画家を目指し奮闘していくストーリーです。アニメはNHKで放送されていて、映画にもなったので知っている人も多いと思います。
このアニメ、シリーズ1〜3まで(1シーズン25話)あるのですが、面白すぎて毎日観てあっという間に観終わりました。第一話で中学生だったこのふたりが、シリーズが終わる頃には大学を卒業して立派な大人になってます。
10年の成長をアニメを通して描いているのですが、サザエさん的な感じで一向にふたりの見た目が変わりません。しかもよく考えたら、10年間同じ服を着てました。
まあそんな矛盾も全然気にならないくらい、ストーリーがとっても面白いアニメです。脇役のキャラもみんな個性があって、サイドストーリーも観入ってしまう感じ。
●3月のライオン
(公式HPより)
これはプロ将棋棋士高校生の男の子が主人公のアニメです。
原作は少女漫画で、こちらも映画化されるくらい人気があります。今も毎週放送されていてストーリーが続いています。
ほんわかしているように見えて、実はいじめ問題や、主人公の両親が事故で亡くなり里親に引き取られるなどといった複雑な社会環境がけっこうな割合で描かれているんです。
色々な社会的プレッシャーや自分自身の葛藤に打ち勝って成長していく主人公の姿や、家族愛、友情などなどが描かれていて、ハートウォーミングな物語です。
変な映画みるよりよっぽどいい感じです。
●斉木楠雄のΨ難
(公式HPより)
個人的に今いちばんアツいのがこのアニメ(自分がこんなことを言う日がくるなんて思いもしなかった)。
ギャグ漫画が原作で、主人公の斉木楠雄(くぅちゃん)が超能力者という設定で毎話すごいことを成し遂げていくストーリーです。
くぅちゃん自身も話し方からしてとてもおもしろいのですが、まわりの同級生たちも超個性的な設定で、くだらないのになぜか見続けてしまう中毒性があります。
前ホームシック真っ最中だったとき観始めて、自分が今そんな状態だということもすっかり忘れてしまうくらい笑いながら観ていました。人生を憂いている人におすすめです。
余談ですが、超能力者(英語でサイキック)から斉木楠雄(サイキ クスオ)という名前がきているということに、シーズンの終わりごろにやっと気づきました。
今までアニメや漫画ってただの暇つぶしに観るものだと思っていたのですが、全然違いました。道徳的な面で結構ためになるものがたくさんあって(バクマンの中でも主人公が漫画についてそんな感じのことを言っていた)、オススメです!
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