世界一幸せな国フィンランドでの暮らしで幸せの価値観が変わった話
Moi!かずきちです。
今年の国連の統計で、フィンランドが世界で一番幸せな国に選ばれたのはご存知でしょうか?yay!せっかくなので、こっちに来てから変わったことを考えてみました。
●どうして北欧の幸せ度が高いんだろう?
国連が14日に発表した世界の「幸福度ランキング」でフィンランドが1位に!この幸福度は1人あたりのGDPや、社会保障、平均寿命などの指標から算出されているんだ。今回は移民の幸福度でもフィンランドが1位になったよ。実際どうなのか、ぜひ現地に行って、見てみてね!https://t.co/vyLQ8FGGZl
— 駐日フィンランド大使館 (@FinEmbTokyo) 2018年3月15日
こうしてランキングを見てみると、北欧の国々が上位を占めていることがわかります。寒い国が多くランクインしているのが不思議!
Finland is the happiest country in 2018! #Finland #Happiness2018 @HappinessRpt pic.twitter.com/jylIjbFomW
— Happiness Research (@Happi_Research) 2018年3月14日
●幸せその1:買わない
今まで散々取りあげてきましたが、フィンランド人はなかなか新しいものを買いません。それよりも、家族の中で代々受け継がれてきたものを長く大切に使います。
家具や電化製品などの大きなもの(この前はめっちゃ古いラジオを使っているのを見た!かっこよかった)をはじめ、服や小物もお母さんから子どもにお下がりしたりしている人が多いです。
また編み物など、買わずに自分で作っちゃう!という人もけっこういる気がします。わたしも前に手編みのソックスをもらったことがあります。
常に新しいものや便利なものを追い求めるのではなく、こうして思いのこもったものを長く使うことが幸せを感じるもとになっているのかもしれません。ほっこり
●幸せその2:欲張らない
フィンランド人は本当にみんな優しいです。そして家族をとっても大事にします。
大切な人たちがそばにいるだけで満足、それ以上のものはあったらいいけどそこまで気にしない、というような雰囲気を感じます。
この前みたちょうどこんな像みたいに⤵︎
仕事はたいてい夕方4時〜5時に切り上げ、そのあとは家族と一緒に夜のひと時を楽しむのがフィンランドの生活スタイルです。
また、日曜日はおじいちゃんおばあちゃんの家に行き、家族団らんで過ごすというのも各家庭で行われていることだと聞きました。
こういう、ものに頼らない生き方・身の回りの人を大切にしながら生きる文化は、フィンランドで過ごしてきて見習いたいなあと思ったことのひとつです!
●幸せその3:今この瞬間を楽しむ
フィンランドに来てから、せかせかしている人をあまり見たことがありません。
フィンランド人はのんびり屋さんが多いです。それは言い換えると、先のことに気を取られず今この時を目一杯生きている、ということなのかなと思います。
最近、とっても天気が良く気温も25度以上の日が多くなり、街の自然も元気一杯カラフルに色づいてきました。
そして、待ってましたとばかりに冬の時期とは打って変わって人がわんさか街に溢れ、日光浴をしにシートをしいてみんなで寝そべっている人たちで、アウラ川沿いがびっしり!
日本ではなかなか見ない光景です。例えるなら、花見の花なしver.で、群衆がサングラスをかけ日向ぼっこしている感じ。(あんまり例えになってない)
先ほどの話とも通じますが、何をするでもなくただ日光を浴びるために街に繰り出し、友達や家族と時間を過ごす、そんな〝今を楽しむ〟精神が素敵だなあーといつも思っています。
●おまけ:お互いに信頼しあって、めっちゃ寝るフィンランド人
また、フィンランドに関してこんな統計もあります。
この記事によると、フィンランド人は他のヨーロッパ諸国よりも他人を信頼している度が高いということです。
こういうこともフィンランドの治安の良さや幸福度に関連しているのかもしれません。
もい!みんなはいつも何時間ぐらい寝てる?
— 駐日フィンランド大使館 (@FinEmbTokyo) 2018年4月10日
フィンランドの心拍トレーニング製品企業ポラールの調査によると、日本人の平均睡眠時間は男性6時間30分、女性6時間40分と28カ国中最短。最長は、男性はフィンランド人7時間24分、女性はフィンランド人・ベルギー人の7時間45分https://t.co/4axHQvmzrs pic.twitter.com/EOibdDy7pR
また、フィンランド人はめっちゃよく寝るらしいです。睡眠不足はいけないですね。幸せになるためにはみなさん、よく寝ましょう。フィンランド人みたいに