かずさんぽ

めぐりめぐる どこまでも

おもしろ今昔日記②:栄養のない野菜は嫌いだったのに

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栄養のない野菜と聞いて真っ先に思い浮かぶのはもやしだ。安い上にかさ増しに使えるので、節約生活には欠かせない存在である。

ところが、わたしはもやしがあまり好きではない。なぜならあの半透明で細っちくて素人でも簡単にすぐ増殖させられる野菜が、体にいい栄養を持っているとは思えないからである。

しかも味もあまりしない。一人暮らしをしていたときも、おそらくもやしを買った回数はないに等しいくらいだと思う。野菜好きを豪語しているわりに、未だにもやしを受け入れることができないでいる。野菜炒めにすら入れたくない。なので、自炊のためにわざわざ買ったりすることもない。

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一方、好きな野菜もたくさんある。その代表がナスだ。ナス顔が好きだと言ったばかりであるが、野菜のナスそのものも大好きなのである。

何料理にでも入れたくなる。祖母が作る、ナスを味噌とみりんで甘辛く炒め大葉を散らしたナスの鍋焼きが大好きで、また、天ぷらや素揚げなど、この夏は毎日と言っていいほど食べた。

しかし先日、その愛してやまないナスに関する衝撃の事実を知った。ナスは「ほとんど水分でできていて、栄養なんてない」らしい。本当なの?????

その日からずっと、ナスの栄養素について調べるべきかどうか、わたしの心で葛藤の嵐が吹き荒れている。

調べてみてもし栄養がなかったら、わたしはナスをもう純粋な目で見ることができなくなるかもしれないという恐怖。でも栄養がないのにわざわざ買うことに意味があるのかと問いかける、もう一人のわたしがいる。

でもよくよく考えてみれば、栄養があるないに関わらず、わたしはナスのあの食感やまったり感に加え、丸みを帯びたフォルムに至るまで全てが好きだ(だからナス顔にも惹かれるの?)。

もうナスラヴ。結局、栄養がなくてもこの愛は消えないと確信したのであった。 

 

●以前書いた日記を転記しました

前の記事に続き、上記の文章は2年前くらいに書いた日記からの抜粋です。 

今となっては、ナスの皮にはポリフェノールがたくさん含まれていると知っているので、あのときの杞憂は無駄でした。

が、くだらない日記を残して、今くだらないと笑えるので、それはそれでよかったと思ったのでした。

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