フィンランドでアレルギーを発症してしまいました
突然ですが、タイトル通りフィンランドで新しくアレルギーを発症してしまいました。
▼この記事で言及していたことです
いま血液検査の結果待ちで何に対してのアレルギーなのかはまだ判明していませんが、おそらくハウスダストアレルギーだと踏んでいます。
実は10月末くらいから徐々に肌の調子がおかしくなり、挙げ句の果てに目は終始ショボショボ・顔と首をはじめ全身にかゆみがあって外出するのもやっと…という感じで、最初は原因もわからず異国の地でどうすればいいのやらと途方に暮れていました。
●まず大学のナースセンターに行った
留学先のトゥルクの大学には学生用のナースセンターがあり、わたしは最初にそこに行きました。無料で診察してくれます。ありがたや
でも結局原因がわからないままで(専門医ではなく看護師さんだったから)、そうこうしている間にも症状はおさまらずむしろ悪化する一方。。。
こうなったら自力でなんとかしなければと、薬局に行き紹介された薬を片っ端から試しました。
●効力を発揮してくれた薬はこれ
結果的に一番効いた薬はこれです。
この軟膏にはステロイド成分が含まれているので(処方箋なしで購入できるので配合量は微量)、皮膚トラブルに効果テキメンでした。
何をしても改善しなかった極度の乾燥が、塗って一晩のうちにほとんどなくなりました。朝起きてからひとりで感激の嵐でした。
この薬にたどり着く前にいろいろなクリームを試しまくったので、薬局の店員さんに顔を覚えられてしまいました。今でも行くと仏のように微笑んでくれます。
●この一件で得たもの
いまだに部屋の掃除をしたりするとアレルギー反応が出ますが、やっと随分とよくなりました。
医者のシステムもわからず、薬の説明も読めず(フィンランド語で英語なし)、おまけに原因不明でいきなり発症という事態に陥り最悪でしたが、そんな中でもいくつか学んだことがあります。
- 言語は違えど病んでる人にはみんなやさしい
- フィンランド、体調不良の学生は無料で診てもらえる
- 海外での病院受診は高額になる→保険加入は重要
- いつどこでアレルギーになるかわからない
以上よっつです。
今まで海外旅行にでかけるときなど保険加入を軽視していましたが、今回で保険をかけることの大切さを学びました。さすがにわたしのようにアレルギーになる人は多くないかと思いますが、備えあれば憂いなしです。
あとアレルギー症状が出たままうろついていたら、みんな心配してくれました。ルームメイトや学校の友だち、授業のグループワークのメンバーなどなどとてもやさしかったです。異国の地でも地獄ではなかったです。今までは性悪説寄りの思想でしたが、性善説支持に改心しました。