(フィンランド一周01.)街全体が世界遺産!北欧で一番広い木造都市:Rauma(ラウマ)
Moikka!かずきちです。
今日は一番はじめに訪れた街、ラウマについてです!
●トゥルクから1時間半バスに揺られ
まずトゥルクからバスに乗ってラウマへ向かいます。前回も紹介したOnnibus(オンニバス)を利用しました。3ユーロくらいでした。
オンニバスって外観も内装も真っ赤でかわいいんですよね。あとちょっと近未来な感じ。この日は平日だったからかガラガラでした。
●旧ラウマ市街は世界遺産に登録されている木造都市
ラウマにはショッピングモールなどがあるエリアと、旧ラウマと呼ばれる古い家が建ち並んだエリアのふたつの地域があります。
世界遺産に登録されているのはその旧ラウマで、昔の姿のまま現在まで残されていて、しかも人々が代々ずっと住んできている文化遺産です。
何といっても、ラウマにあるフィンランドの昔の家はカラフルでとってもおしゃれ!木造の家々が密集して建っていて、細い小道がたくさんありました。
ラウマは1442年に都市として認められたフィンランド6番目の都市(ちなみに1番目がトゥルク!)で、今に残っている家がはじめて建てられたのはなんと300年も前!!
家屋の数は約600棟で、そのほとんどが木造のままリノベーションだけが加えられ、住人は変われど現在まで大切に受け継がれてきました。
長い歴史の中で新しい都市計画が発案されたこともありましたが、ラウマの人々の古い街を守りたいという思いからこれまできたそうです。
そしてフィンランドでも有数の世界遺産登録都市となったわけですね。すごい
表札は昔の住人のまま残しているらしいです。標識もなんか雰囲気があっていい。
こんな感じでおしゃれスポットがあちらこちらにありました。
●ラウマの教会
自称教会ハンターなので、行く先々の教会を見て回るのが今回の旅の目標でもありました。ということでラウマ旧市街にある教会へ。
ラウマの教会はこじんまりとしていて素朴な感じでした。
ステンドグラスと壁画がきれいでした。
●休憩したカフェと窓際
カフェの外観がこれです。古い映画にでてきそうな見た目!
また歩いていて思ったのが、道路沿いに面する窓際のデコレーションがかわいい!
イースター前だったからか、鳥がたくさん
お店だけでなく一般の家でも、センスの光るデコたちでした。
●かつてはレース産業や漁業で栄えた
ここは教会の遺跡なのですが、このまわりにはかつて魚市場があり多くの人で賑わっていたそうです。
家がカラフルなのも、漁師たちが海から帰ってきたときに自分の家をすぐ見つけられるようにするためなんだとか。素敵
またラウマは海に面している港町なので、貿易も盛んに行われていました。
特にラウマはレース作りで有名で、他の都市にくらべて良質の糸を使って高品質のレースを生産していたことから、多くの人々から人気を集めたと書いてありました(博物館に行った)。
残念ながらレース作り体験やレースに関わるお店は冬季休業だったので行けませんでしたが、ラウマは見応えが満載なのでとっても満足しました!
ちなみに夏の期間はレース体験ができるのでおすすめです。
フィンランドの都市の中でも、一見の価値ありです。以上、ラウマレポートでした!