(フィンランド一周02.)意外と知られていないけれど、わたし的満足度ナンバーワン!だった:Pori(ポリ)
Hei! かずきちです。
今日は、情報ゼロで行ったら予想外にめちゃめちゃ楽しめたポリについて紹介します!
●ラウマからバスで1時間半
ラウマを観光したその日の夕方に、またバスを利用してポリへ向かいました。
ポリはラウマより少し発展していて、アーケード街にでるとショッピングモールやレストラン、観光案内所などが充実していました。
この街のキャラクターはクマなのか、いたるところにクマをモチーフにした看板やサインがたくさんありました。
この日はポリで一泊して、次の日に観光しそして次の都市へ向かうという予定でした。
そしてそのホテルがとっても素敵だったんです。ホテルというか日本でいう民宿?のような感じで、フィンランド人のおじいちゃんとおばあちゃんが営んでいるところでした(ネコもいた、癒された)。
ひとりで泊まるにはもったいないくらいおしゃれで広くてしかも安くて、感動しすぎてはじめてパノラマ写真なんか撮っちゃいました。
そして見つけたのが、部屋に置かれていたコメントブック(泊まった人がオーナーあてにメッセージを残すノート)。
フィンランド語だったので全然読めませんでしたが、きっとこの人もわたしみたいに感動しすぎて一心不乱に筆を走らせたに違いありません。
●フィンランドの生活用品ブランド〝ローゼンロー〟の博物館
翌朝向かったのが、ポリを起点として工業製品を生産してきたRosenlew(ローゼンロー)というフィンランドの会社の博物館。
ローゼンローは134年というその長い歴史の中で、フライパンや家電などの生活用品をはじめ多岐にわたる製品を生み出して来た、フィンランドでも名だたる企業のひとつです(行くまで知らなかった)。
このライトアップや薄暗い感じの展示の仕方が好きでした。かっこいい
この博物館はポリの工業地帯のすぐそばにあって、確かこの建物自体ももともとはなにかの工場か何かに使われていた、みたいなことが書いてありました。
また、この会社は潜水服や機関車などの大きなものも政府や社会のために生産していたそうです。
特に戦争時はそのような工業製品を生産するためにたくさんの人が働いていたと記述されていました。
家電かわいい。
また常設展の他にエクスビションで、ロシアと戦争した際に撮られた写真たちも飾られていました。
フィンランド自体は1960年代にカラーテレビが登場するまで、ずっと白黒の歴史だったそうです。
この戦争があった1940年代、芸が業界のためにカラーの技術が発展したのはアメリカとドイツでした。フィンランドにはまだありません。
しかし、ドイツ人の兵士からカメラを借りてフィンランドで撮られたのがこれらの写真で、とっても貴重なものなんです。
なんかそういうことを知ると世界ってすごいなあと、なんだか感動してしまいます。
ポリについてはまだまだ紹介したい場所があるので、次の記事に続きます!