《フィン活がわたしを変えた#2》シンプルに生きる。本当に必要なものは何かと考えた結果
Moi！かずきちです。
フィンランドに来てからショッピングをする回数がめっきり減りました。それに伴い、わたしの日常生活も変わったことがいくつかあります。
よく考えてみるとフィンランドと日本の違いが関係していることに気がついたので、今日はそれについて紹介したいと思います！
●H&Mがもはやファストファッションじゃない
H&Mはお隣スウェーデンのブランドなので、こっちでは主要ショッピングスポットに必ずと言っていいほどお店があります。
しかし日本のように、安い！みたいな印象はあまり受けません。きっと消費税が20％以上のせいです。
なので、こっちに来てからあまり服を買わなくなりました。買うとしたらもっぱらセカンドハンドショップ（フリマ）を利用しています。
●文房具がスーパーエクスペンシブ。日本製なんて高級品すぎて買えない
日本の本当に素晴らしい点のひとつは〝細やかさ〟だと思い知ったきっかけが、文房具についてです。
こちらではあまり文房具のラインアップがありません。日本では3色ボールペンなどの多機能ボールペンが普通にありますが、全然ありません。見かけたとしてもかなり高いです。日本で100均で買えるようなもの（機能性・クオリティ・見た目）が600円くらいの値段で売っています。
まわりにいるヨーロッパからの留学生も単色ボールペン1本を持ち歩くだけ、という感じで文化の違いを感じました。
一方、中国人の友達は筆箱を持ち歩いていました。アジア人は文房具が好きなのでしょうかね。
日本のメーカーの文房具も売っていますがさらに高いです。日本で万年筆を買うときくらいの覚悟がないと購入できませんきっと。
そんな感じで、わたしも今はボールペン1本しか持ち歩かなくなりました。文房具が好きで、必要なくてもあんなにジャラジャラ持ち歩いていた過去から考えると別人のようです。
●ゆえに暮らしがシンプルに。本当に必要なモノだけが残った
そして「これ毎日する必要ないじゃん」と感じているのが〝シャンプー〟です。
わたしが仲良くしているルームメイトのロシア人女の子も、フィン人のよーなすも、毎日シャンプーしません。当然日本人の髪質と彼らの髪質は違うと思いますが（日本人の髪のほうが太くてしっかりしている）、それにしても毎日シャンプーする必要性はないなと思い、そこから隔日や3日に一回のペースになりました。
そのおかげか、心なしか髪がさらさらになった気がします。これからもっとノープーの日を伸ばしていこうかなと思っています。節約にもなるので一石二鳥です。
そしてノープーにしてからやけに〝余計な成分を肌に触れさせたくない〟感が高まり、メイクもしなくなりました。ノープー&ノーメイクエブリデイ。メイクしないので余計な洗顔も必要がなくなり、お金だけでなく時間の節約にもなっていい気分です。
●フィンランドにはAmazonがいない
ところで、お店で直接買うのは高いからネットでショッピングすればいいじゃん！と思い立ち調べたところ、なんとAmazonのフィンランドサイトがありませんでした。
フィンランド人、どこからモノを買っているの？と思いさらに調べたところ、同じ疑問を抱えた人たちがネット上で「フィンランドでAmazonを利用するにはどの国のAmazonサイトを使うのがいいか？→イギリスかスペインがいいです」的なQandAを見つけました。本当にアメリカの企業が入って来ていない国ですね。
そしてわたしはネットショッピングという一筋の光を失いました。ますますシンプルライフが極まりそうです。
