フィンランド人家族 総勢20人と本場のクリスマスを祝福しました!
Hyvää Joulua(メリークリスマス)!かずきちです。
今年は初めての〝コマーシャル〟ではない本場のクリスマス。イヴの日からよーなすの親戚が集まる家族イベントにお呼ばれしてきました!
●クリスマスは〝家族ですごす日〟
日本人のわたしにとっては、クリスマスといえばプレゼントをもらえてケーキやごちそうを食べられる日くらいの印象しかありませんが、キリスト教のよーなすの家庭では全力で(?)クリスマスを祝います。
フィンランドでは24日〜26日がクリスマスホリデーとなっていて、ほとんどのお店や会社がおやすみになります。特に25日はバスさえ一本も運行しないんです。
よーなすの親戚の間では年に一度、イブの日に親戚だれかの家にみんなで集結してみんなでごちそうを食べます。今年はよーなすの家がホストだったので、よーなすのお母さんが前日からせっせと20人分のごちそうを作ってふるまってくれました。
フィンランドの伝統クリスマス料理がいっぱいあったのですが、ひとりで写真をパシャパシャ撮るのが恥ずかしくて撮れませんでした。パイやケーキが何種類もありました。とってもおいしかったです。
ちなみにサーモンとツナマヨの巻き寿司もどきも評判がよかったです。ちょっとホッとしました。「誰も食べなかったらあとでスナックにしよう」とよーなすと企んでいましたが取り越し苦労でした。
よーなすの親戚みんな、グーグルトランスレートを使って英語でわたしに料理の説明をしてくれました。フィンランド人は本当にみんな穏やかで優しいです。余談ですが、それが留学先としてフィンランドを選んだ理由のひとつでもあります。
これはお祝いをかねて飲んだスパークリングワインです。
普段は滅多にアルコール摂取しないのですが、このワインが前に飲んだとき(フィンランド100周年の日)においしくて思わず買ってしまいました。
ちなみにフィンランドではお酒に関しての取り締まりが厳しく、度数の高いアルコールは普通のスーパーやコンビニには売っていません。このワインもアルコール専用のAlko(アルコ)というお店で買いました。
しかも年齢確認が必須で、ただワインを買うためだけにパスポートを持ち歩かなければなりません。さらに買う本人だけでなく連れの人も一緒に見せなければいけないので、片方が忘れたら買えないんです。わたしも連れが忘れて買えない悲劇、一回経験済みです(よーなすが忘れた)。
●食事のあとはリビングで聖書音読とプレゼントの時間
わたしが一番「これがキリスト教の祝い方なんだ」と印象深かったのが、聖書の音読です。フィンランド語で全然わかりませんでしたが、よーなすのお母さんの兄弟が聖書の一説を読み上げていました。これはよーなすの家族の中での習慣で、フィンランド全体がそうしている訳ではないみたいです。
そしてそのあとは大人勢からひとりひとりに、それぞれギフトのプレゼント。なんとわたしにもプレゼントを用意してくれていました!yay
●北欧なのに全然ホワイトクリスマスじゃなかった
日本にいる友だちなど、色々な人から「フィンランドはさぞかし寒いでしょう」と言われることが多いのですが、私自身東北出身なので全然寒く感じません。むしろ地元のほうが寒い気がします。
クリスマスのこの日も、全然寒くありませんでした。雪もこの前少し積もったのですがほとんど溶けてしまいました。
きっと一生にあと一回あるかないかの貴重なクリスマスを過ごすことができて、とってもよかったです。フィンランド語をちょっと練習して自己紹介もできたので満足です!
▼そういえばクリスマスパズル計画は破綻しました。全然間に合いませんでした。